宮崎の塗装専門店
プロタイムズ宮崎北店
株式会社 東建装です！

今日は、粘土瓦についてお話します。題して、

必見!!【粘土瓦】とは？？

粘土瓦とは、｢粘土を主原料とし、成形・焼成した屋根材。変退色が少なく、耐久性に優れている｣とあります。

この瓦が、よく世間で言われる｢和瓦｣に当たりますが、ずいぶん前から、洋風に近い平板などもあります。和瓦と言えば、石州瓦・淡路瓦・三州瓦が有名ですね。しかし、以前は、宮崎でも焼いていたんですよ。ご存知でした??

さて、この粘土瓦はさらに形で細かく見ていきますと、

• 和形（J形）・・皆さんがすぐにイメージできる日本瓦がこの形
• スパニッシュ形（S形）・・波が斜めに入っていて、大きく波打った形の瓦。洋風住宅にマッチしている。
• 平形（F形）・・「J形・和形」の曲面をフラット・平面にしたものが「F形・平形」です。和風の中にもシックでスッキリとした印象で、どことなく洋風の雰囲気も感じられます。

また、細かくは書きませんが、焼成の手法により、釉薬瓦と、無釉薬瓦(いぶし）、素焼きと分かれていきます。

どちらにせよ、この粘土瓦は上記の通り、私の知る限りでは、一番、耐久性の優れた瓦だと考えています。

劣化の症状としましては、

• 棟などの漆喰・モルタルの劣化
• 瓦の割れ・ズレ

等が考えられますが、それをきちんとメンテナンスしておけば、長期間使える唯一無二の瓦と考えられます。

最近の宮崎市周辺の新築物件を見ますと、｢防災瓦」をよく見かけます。この防災瓦とは、台風や地震などに強い瓦のことです。費用はかかりますが、強い揺れによってズレてしまったり、強風によって剥がれてしまわないように、瓦同士が噛み合って、更にクギによって固定されています。これから、どんどん、増えていく瓦だと思われます。