季節毎の塗装に対しての注意点

春一番も過ぎ、本格的に暖かくなってきました。宮崎では冬着だと暑く感じる事もあります。
本日は塗装と季節の関係についてのお話です。
塗装はとにかくキレイに塗ればいい！という訳にはまいりません。
条件をしっかりと守らなければどんなに良い塗料であっても十分な性能を発揮できないどころか塗膜としての機能を保てない事もあります。
特に、温度湿度や環境の変化などの気候、天候の条件は大変重要です。
そこで、そんな環境の変化が起こる四季ごとの塗装についてそれぞれの季節のメリット、デメリットを春から順に解説いたします。

四季ごとの特徴

■春施工

●メリット
気温が高過ぎず低すぎず安定している気温の為、塗料も硬化しやすく施工しやすい。
工事中、養生により窓が開けられないが、閉めていたままでも比較的過ごしやすい。

●デメリット
風が強く吹く時や、黄砂、花粉などの発生もありせっかくの塗装面にゴミが付着する。

■夏施工

●メリット
気温が高く塗料の硬化が早い。
日が長く気温も高いので一日の作業時間が十分に確保できる。

●デメリット
梅雨に入り雨天が続くと工期が長くなる。たとえ雨が無くても湿度が高い場合は施工できない日がある。
工事中に養生で窓が開閉できず、生活制限が気になりやすくて過ごしにくい。
屋根などの温度が高くなる場所などでは職人の健康面に配慮した作業を行う必要がある。
お盆の期間は工事がストップする。

■秋施工

●メリット
春同様に気温が安定していて、塗料が硬化しやすく施工しやすい。
春同様に工事中、窓が開閉できなくても過ごしやすい。

●デメリット
台風の接近で工事期間に影響が出る可能性がある。

■冬施工

●メリット
工事中、窓が開閉できなくても生活に支障がない。
天気が安定していて工程がズレにくい。
日中は気温も上昇し、空気も乾燥していて塗料が硬化しやすい。

●デメリット
日が短く朝晩の気温が低く、作業時間が制限される。(塗りもの系)
雪・霜・夜露の影響で塗装面が濡れているので作業に影響がでる。
年末年始は工事がストップする。

さて、季節ごとの塗装の特徴をお伝えしましたが、実際に塗装をされる方が多いのは、春と秋となります。
そしておすすめシーズンとしては春です。他のどの季節と比べても、悪天候のリスクが一番少ないためです。

四季それぞれで塗装する際に、“これだけは知っておいてほしい”という情報をまとめてご紹介しました。
ただし何より大切である事はライフワークや家族の都合も考慮したうえで、ベストだと思える時期に、信頼できる業者で塗装工事を行うことです。

私たちプロタイムズ宮崎北店ではご依頼頂ければ工期についても適切なタイミングを提案いたします、塗装をご検討の際にはぜひともご相談ください！

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