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外壁の天敵シリーズ(16) - 基礎 –
2018年09月06日(木)
こんにちは!
宮崎の塗装専門店!
プロタイムズ宮崎北店(東建装)です。
今回は、住宅の” 基礎 ”についてのお話です。
では、早速、 基礎 に関してのお話をしていきます。
基礎の種類は3つ
戸建て住宅における基礎は大きく分けて、3つあります。
- ベタ基礎
近年の住宅のほとんどが、このベタ基礎を採用しています。
家が建つ予定の場所のほとんど全ての場所をコンクリートで覆い、面で支える基礎ですので、シロアリ対策にも優れているとされています。
また、不同沈下にも強く、施工の手間がさほど必要ではないことからも採用されることが多くなっています。 - 布基礎
住宅の外周や間仕切りの壁や柱が入る部分を中心に支えるのが布基礎です。
今はベタ基礎が主流ですが、地盤がしっかりしている土地、既に丁寧に地盤改良が行われている土地であれば、この布基礎でも問題はありません。
上記のベタ基礎は家が建つ部分のほとんどをコンクリートと鉄筋で覆ってしまいますので、資材の面ではコストが高くなります。
施工の手間はベタ基礎よりもかかってしまいますが、資材を最小限に留めることができます。コンクリートや鉄筋の量が少なく済むので、基礎そのものが軽量となるメリットがあります。 - 独立基礎
建物の主要部分以外に基礎が必要となるケースがあります。
玄関ポーチの柱などに、独立基礎が使われる場合が多々あります。また、縁側などの柱の下にある束石(つかいし)も、独立基礎の一部になります。
基礎は何から出来てるの?
「基礎は何から出来てるの?って、そんなの簡単!!
コンクリートでしょ!!」って思われるかも知れませんが・・。
実はその通りなんですが、では、コンクリートとは何ですか?
似たような言葉に、モルタルやセメントというのもあります。
違いは何でしょう?
コンクリート
「セメント」に砂と砂利、水を混ぜ硬化させたものです。
モルタル
「セメント」と砂、水を練り混ぜた建築資材です。
モルタルは、タイルの目地部分やコンクリート部分の表面仕上げなどに使われたりします。また、外壁にモルタルを使って仕上げたりもします。
コンクリートは、モルタルに比べて強度が高いため、土木・建築に幅広く使用される建築資材です。もちろん、住宅の基礎にも使われています。
ただし、コンクリートは、引張力が弱いため、鉄筋を入れて、「鉄筋コンクリート」の状態にし、施工します。
鉄筋コンクリート構造はコンクリートと鉄筋が一体となることで耐力を発揮します。
また、基礎の構造も、大幅な建築基準法改正により、時代と共に施工方法も変わってきています。
例えば、2000年(平成12年)に、地耐力(地盤が建物などの荷重に耐えられる力)に応じた基礎構造が規定されました。云わば、基礎の基準が明確になりました。
いかがだったでしょうか? あなたの家の、住宅を一番下で支える基礎は何基礎ですか??(新築時の図面に書いてあります)
次回は、基礎に入るクラック(ひび割れ)についてお話したいと思います。
乞うご期待!!
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