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外壁の天敵(18)- 基礎の塗装 –

こんにちは!
宮崎の塗装専門店!
プロタイムズ宮崎北店(東建装)です。

今回は、基礎の劣化を防ぐための塗料をご紹介します。
いろんな塗料メーカーから 基礎の塗装 の材料も出ていますが、今回は、㈱アステックペイントジャパンのベースガードをご紹介します。

ベースガード

ベースガードとは
ベースガードはコンクリートに用いられる上塗り材です。混和液状のものと粉体状のものがあり、混和液状のものは一液一粉基礎巾木用上塗材、粉体状のものは水性ポリマーセメント形とも呼ばれます。

ベースガードの特徴

建物の基礎を塗装で守るベースガード
ベースガードの用途は一般的な塗料とは異なり、コンクリートでできた基礎を防護することを第一の目的として作られています。
実はコンクリートでできている基礎はアルカリ性なのですが、酸性雨が降ったり、空気中の二酸化炭素と結合すると、中性化が進みます。すると表面に細かなひびが入り、雨水などが浸入します。また、中性化が進むと内部にある鉄筋の被膜も消失してしまい、鉄筋の腐食が起こります。腐食した鉄筋は体積が膨張するので、表面のひび割れを促進してしまったり、剥離を引き起こしてしまうのです。建物の基礎が劣化すれば、それは即ち建物の性能低下を意味します。
ベースガードを塗布しておけば、ひび割れ、中性化から基礎部分を守ることができます。
伸縮性・防水性
ベースガードには弾性機能があります。巾木(はばき)などのコンクリートでひび割れが起こっても追随できるため、雨水などの浸入からコンクリートを守ります。
中性化を防ぐ塗材
ベースガードはコンクリートと同じアルカリ性の上塗り材です。コンクリートの中性化を抑えることができるので、躯体部を劣化から守ることができます。
高い耐久性
ベースガードは耐候性試験3000時間をクリアーした高耐久塗材です。この数字は12年に相当するので、いかに高い耐久性を備えているかがわかります。
透湿性
ベースガードは防水性を備えていると同時に透湿性を兼ね備えています。基礎は地面と接しているため、水を吸い上げてしまいます。すると内側に湿気が発生し、膨れが起こってしまう可能性があるため、従来は防水塗料を塗ることができませんでした。ベースガードなら、湿気の心配をせずに使うことができます。
対応素材
ベースガードはコンクリート及び、基礎の化粧モルタルに対応しています。
メーカー アステックペイントジャパン
設計価格 加盟店制度を採用。メーカーが小売をしていません。
使用量 下塗り:0.3〜0.5kg/㎡、上塗り:0.7〜1.0kg/㎡。
塗り重ね乾燥時間 最終養生:1時間以内(外気温25℃の場合)。
カラーバリエーション グレー(日塗工:N-82)、艶なし。
※N-82は塗料用の標準色を定めた日本塗料工業会番号です。

 

いかがだったでしょうか?

このように、基礎の劣化は、 基礎用の塗料 を塗ることで対応することが出来ます。

基礎は、名前の通り、住宅を支える大事な箇所になります。仮にその基礎が劣化し、本来の機能を果たせなくなった時、住宅はどのようにうのか?想像はできると思います。
今一度、ご自宅の基礎を見直してみてはいかがでしょうか?

次回からは、ベランダのお話をしていきます。

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