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外壁の天敵(20)- ベランダ 防水 –
2018年09月21日(金)
こんにちは! 宮崎の塗装専門店! プロタイムズ宮崎北店(東建装)です。
今回は、 ベランダ 防水 における劣化状況のお話です。 もしかしたら、心当たりのある方もいらっしゃるかもしれません。 ご自宅のベランダの状況と見比べてみてください。 では、早速参りましょう。
ベランダ の劣化状況
1・表面塗膜の色あせ
床の表面の色褪せが見られる時,又は表面が荒れてきている時は、トップコートの機能が低下してきている可能性があります。
特に、FRP防水のFRP層にまで影響する劣化は、FRP自体が紫外線に弱いため、急激に機能低下をしてくる可能性も否めません。
早めに、メンテナンス等を行うと良いでしょう。
表面の劣化だけの場合は、トップコートを再度、塗装するだけでよい場合がほとんどで、費用も初期段階でしたら安く済みます。
また、鳥などの糞も防水の表面の劣化の原因になりますので、気を付けなければなりません。
2・塗膜や防水層のひび割れ・剥がれ・ふくれ
防水塗膜表面のひび割れや、剥がれた箇所・ふくれた箇所を見つけた際には、劣化箇所が表面のトップコートの塗膜だけか、又は、防水層から劣化してしまっているのかを業者に確認してもらう事をお勧めします。
めくれた部分や浮き上がった部分がある場合には、トップコートや防水層だけではなく、下地の工事も必要になる可能性もあります。
その場合、費用も高額になります。
3・ベランダ・バルコニーに水がたまる
べランダに水がたまる原因として、
・排水口(ドレン)にゴミがたまっている
・防水効果が切れてしまっている
・雨水を自然に流すための勾配がそもそもなかった
といった原因が考えられます。
まずは排水口の掃除をご自身で行い、水が流れるか見てみましょう。解決しない場合は、業者に現状をチェックしてもらってください。
状況に合わせて、
・排水口のひどい汚れや劣化がある場合は清掃をしてもらう
・防水効果が切れている場合は防水層をやり直す
・勾配がない場合にはモルタルや他の方法で勾配を作る
といった対応が必要です。
4・雨漏り
劣化や割れなどによるベランダの床の防水性が失われると、水が建物内部へ浸入し、建物を支えている大事な柱や梁、骨組みなどが錆びたり腐食させたりしてしまう危険性があります。また、雨漏りの原因が何であるのかが大変重要になってきます。
雨漏りは、ベランダ劣化の中で最も緊急性の高い状態です。
早急にリフォームをし、一刻も早く、水の侵入を防がなくてはなりません。
5・ベランダ下の雨染み
ベランダの下を見ることができる場合には、その部分に雨染みがないかを確認してみてください。ベランダ内のひび割れや剥がれなどの劣化症状が長く放置され、悪化している場合には上記のような雨染みが発生します。雨染みが発生している=雨漏りをおこしているという可能性もあるので早急に補修工事をおこなう必要があります。
また、このような状況の場合、ベランダの手すりや笠木・外壁・ベランダの排水溝が原因の場合もあります。とても判断の難しい状況となりますので、専門に見てもらう事をお勧めします。
いかがだったでしょうか? ベランダ も、外壁や屋根と同様に、経年劣化によって劣化をしてきます。今一度、ご自宅のベランダを観察してみてはいかがでしょうか?何かしら、劣化の初期症状が見つかるかも知れません。
次回は、私たち塗装業が、どのように施工しているのかをお話したいと思います。
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