スレート瓦の縁切りの重要性(1) - プロタイムズ宮崎北店

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スレート瓦の縁切りの重要性(1)

2018年06月22日(金)

宮崎の塗装専門店
プロタイムズ宮崎北店
株式会社東建装です！

今日は、スレート瓦の劣化についてのお話です。
まずは、写真を見てください。右の写真は、スレート瓦を撮影したものです。瓦の重なり部分が変色しているのがわかるかと思います。このようなお屋根、よく見かけませんか??このような現象を、白華現象と言います。(※稀に新築でも発生する場合もあります。）

原因の1つとして考えれるのは、

前回の塗装の際の、縁切り不足、又はしていないか!!

というのがあげられます。

では、何故、このようになっていくのでしょうか??
右の写真をご覧ください。

雨水は、写真のように、瓦同士の継ぎ目から侵入し、下のところから出て行く構造になっています。

それを塗装の際に、塗料で埋めてしまうとどうなるでしょうか??

当然ながら、瓦の内部に雨水が滞留してしまいます。

右の写真は、あるお宅の診断の際、塗料で埋まっていた瓦の重なり部分を縁切りしたときの写真です。晴天にもかかわらず、重なり部分から、水が出てきました。

屋根の診断の際、よくこういった事例に当たります。このまま、放っておきますと、屋内への雨漏れの原因になる可能性もあります。。
雨漏れを防ぐための塗装をしたのに、それが原因で雨漏れをしたら、何のこっちゃわかりません!!
（この件の、詳しいメカニズムと対策方法は、またの機会に当ブログにてお知らせしたいと思います。）

結果、瓦内部に滞留した雨水が、内部のセメント成分の一部を吐き出し、化学反応をしながら変色していきます。

お屋根がこのような状態になっている方は、ぜひ、外装劣化診断士による無料診断をお受けになってはいかがでしょうか??

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