宮崎市の外壁塗装・屋根塗装ならプロタイムズ宮崎北店へお任せください!

スタッフブログ

外壁の天敵シリーズ (5)~外壁内への雨もれの侵入~

こんにちは!
宮崎の塗装専門店!
プロタイムズ宮崎北店(東建装)です。

外壁の天敵シリーズ 第5弾。外壁内への雨もれの侵入のお話をします。

「雨もれ」とは、雨水が建築物のどこかから漏れ出し家の中に滴り落ちてくることです。雨もれと聞くと、屋根を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、現在では屋根材や工事技術の開発もあり、屋根よりむしろ壁や窓のサッシ、壁を貫通する給排水管の隙間から水が浸入するケースも少なくありません。雨が壁の欠損箇所から侵入してきた場合、その侵入箇所と内部で沁みができている箇所が離れている場合が多く、専門知識があってもなお水の侵入箇所の特定はとても難しいです。 逆に、雨もれが発生しているにもかかわらず、気づかないまま長時間がたち、気がつくと、かなりの住宅の劣化が見られたという事例もあります。

では、雨もれの多い箇所はどちらでしょう??

今回は、外壁を中心にお話させていただきます。(屋根からの雨もれに関しては、別の機会にお話します)
では、早速、見て行きましょう。


まず、外壁の雨もれの原因は、大きく分けて3つのパターンがあります。「施工不良」と「外壁の劣化」「シーリングの劣化」です。

 

1・「不良施工」


施工不良」
に関しましては、よく、新築時に見受けられます。新築時の施工不良でよくある雨もれ箇所をあげておきます。

1・換気ダクトからの雨もれ
2・サッシ廻りからの雨もれ
3・ベランダからの雨もれ
4・雨樋金具からの雨漏れ

以上になります。
ただ、最近は、新築時の雨もれ等は少なくなってきました。
新築時の外壁を施工する前には、住宅への水の侵入防止のため、防水シートを貼っていきます。その際、サッシや換気扇等の開口部、ベランダの施工には、厳しい検査があり、合格しないと次の工程には進めません。このような検査を合格して、JIO(日本住宅保証検査機構)などに加盟している場合、最長10年間の保証が受けられます。逆に言うと、このような検査が実施され、それでも仮に施工不良や雨もれ等が見つかった場合、施工した側が最長10年の保証をしなくてはならなくなりました。
この様な時代の流れもあり、不良施工・新築時の雨もれ等は少なくなってきました。

また、同じようにリフォーム用の保険もあります。増改築等のリフォームの際、下記の表の様な事例が保険の対象例として出ています。尚、詳しくは、下記のURLをご参考にしてください。
㈱日本住宅保証検査機構
    JIOリフォームかし保険
(クリックすると、ホームページへ飛びます。ご覧ください。)

 

※ ここで例に挙げています㈱日本住宅保証検査機構(JIO)は、特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律第17条の規定に基づき、国土交通大臣に指定された住宅瑕疵担保責任保険法人であり、他にも数社あります。

2・「外壁の劣化」

住宅の外壁といっても、外壁の種類もたくさんあり、壁材のジョイント部にはシーリングが施されています。窓などの開口もあります。ベランダもあります。板金を使っているところもあれば、雨樋を取り付ける金具は、壁を貫通させて取り付けています。
結論から言うと、雨水は、劣化さえすれば、どこからでも進入する可能性が出てきます。
実際に、いくつかの例を劣化状況と併せて見てみましょう。

モルタル外壁のひび割れ(クラック)からの雨もれです。家の構造上、防水シートで木部を保護してあるのですが、放置しすぎるとこのように、木部の劣化が始まります。

 

こちらは、ベランダのひび割れ(クラック)の写真になります。このような状態になりますと、ひびから水等が浸入し、雨もれの原因になります。

 

 

こちらの外壁は縦貼りのサイディングになります。写真を拡大すると、サイディングが反り、シーリングが切れ、雨水等が浸入しやすい状態になっているのがわかります。こちらも同じように、中の木部や断熱材等の劣化がみうけられます。

 

3・「シーリングの劣化」

シーリングにつきましては、次回の当ブログにて詳しくお話をさせていただきますが、シーリングの目的は大きく2つあり、そのうちの1つが、「水が建物内部に浸入することを防ぐ」になります。

こちらは、窯業サイディングのシーリング劣化箇所からの雨もれになります。同じように、防水シートにて保護はしていますが、最終的には、木部や断熱材等を傷めてしまいます

このような状態では、シーリング本来の目的を果たせない状態になります。


以上、3点の例を見ていただきましたが、ここで、重要なことは、
・外壁からの雨もれは、原因の箇所を特定しにくい。
・外壁からの雨もれは、なかなか、気づかない。
・外壁からの雨もれは、木部や断熱材を劣化させる。
になります。更に付け加えると、
木部を傷めた場合、
・シロアリ等の原因
・家自体の劣化・歪み
・室内のカビ等の発生
・室内クロス紙や内装材のシミ・はがれ等
などなど、あげるとキリがありません。

いかがだったでしょうか?私たちは普段の生活の中で、屋根の雨もれに関しては常に敏感ですが、外壁に関しては、なかなか、気づきません。
出来れば、いつまでも、新築時の美しさ、又は、塗装仕立ての艶やかさを保ちたいですよね。

次回は、外壁の天敵シリーズ第6弾。シーリングの話をしていきます。
乞うご期待!!

 

人気記事

お問い合わせはお気軽に!
ご都合にあわせてお問い合わせ方法をお選びください。

メールの方はこちら|宮崎市の外壁塗装・屋根塗装はお任せください。
お問い合わせ
  • 無料イベントお申し込み
  • お問い合わせ・無料お見積もり
to top