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塗料のお話 ~フッ素塗料とは~
2025.07.28
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塗料のお話 ~フッ素塗料とは~
現在、外壁塗装で塗料を選ぶ時、無機、フッ素、シリコンが主要な選択肢です。そして次点でウレタンです。
ウレタン塗料、シリコン塗料の事を以前記事にしましたが今回はシリコンと共に今の主流となっているフッ素について。
フッ素塗料はシリコンと同じく親水性に優れているため汚れにくい、防水性に優れているといった特徴を持っています。
高機能、高性能である為価格は高く、長い耐用年数により大きな建物や橋などで使われる事が多い塗料ですが最近は一般住宅にも使用されるようになったフッ素塗料。
特徴を知り、自分の家にあった塗料かどうか検討する一助にしてもらえれば幸いです。
フッ素塗料のこと①フッ素塗料はこんな塗料
外壁を塗装する時に塗料の選択肢にはフッ素塗料の他、耐候年数の短い方から順にアクリル塗料・ウレタン塗料・シリコン塗料・無機塗料などがあります。
フッ素塗料とは塗料の主成分が合成樹脂で、その樹脂にフッ素が含まれている塗料の事です。シリコン塗料やウレタン塗料より高価ですが、その代わりに機能性は優れています。
まずは、その特徴を見ていきましょう。
・耐久性
現在の塗料の中では外壁塗装の 耐用年数は長い方 です。ウレタン塗料の耐久年数は5~8年、シリコン塗料は8~12年ですが、フッ素塗料の耐久年数は12~15年になります。因みに無機塗料はもっと長く凡そ15~20年の耐久性が有ります。こちらは無機塗料の紹介の時に詳しく解説いたします。
フッ素塗料はシリコンより結合力が強く太陽光や紫外線に強いとされています。フッ素、ウレタン、シリコンそれぞれ耐熱・遮熱性機能を付加した塗料もありますがその中でもフッ素塗料が一番耐久性に優れます。
・親水性
水と馴染みやすい性質の事です。反対の言葉は 撥水性 となり水をはじく性質の事です。親水性が高いと水が膜を作り、汚れの下に入り込み汚れを浮かせ、流れ落ちやすくなる特徴があります。
「低汚染性」とも表現されますが、最近は技術が進み「超低汚染性」と呼ばれるものも有ります。
・防カビ、防藻性
藻やカビが生えにくい性質の事です。藻やカビが生えてしまうと、見た目を悪くし、劣化を促進させる事もあります。日当たりが悪い場所や湿気の多い場所で発生を抑えたい時には欲しい性能です。
これらの多くの機能を有するのがフッ素系塗料です。
※これらはあくまでも一般的な特徴で、全てのフッ素系塗料に共通するとは限りません。商品ごとにそれぞれの特色が有り差異があるのでご注意ください。
フッ素塗料のこと②メリット・デメリット
・フッ素塗装のメリット
〈親水性、防カビ、防藻性〉
先に説明しましたが親水性が高い事で汚れが流れ落ちやすくなる特徴があります。更に藻やカビが生えにくい性質と合わせて長く美観を保ちやすくなります。
〈高耐久性〉
耐久性や耐熱性が高いことは、そのまま塗装の寿命が長いことを意味します。艶引けのタイミングは他塗料より遅く、12~15年の耐久性で塗り替えの回数が少なく済みます。
長く住まわれるご自宅のメンテナンス費用をトータルで考える場合、塗装回数が減る事で総合的に費用を安く抑える事が可能です。
・フッ素塗装のデメリット
〈高価、強固な塗膜〉
価格が高いことが難点です。生涯のトータルコストで安く収まっても“まとまった工費の負担が重い”というのも事実です。
また、一度フッ素を塗装するとその結合力の強さがあだとなり、塗替えの際に密着不良を起こす可能性が有りますので次の塗装メンテナンスの際にはフッ素に対して密着力の高い下塗り材を準備する等の注意が必要です。
以上のメリット・デメリットから自宅のメンテナンスコストを短中期的でなくトータルで抑えたい人、高耐久により長く光沢のある質感を維持できるのが好みの人におすすめの塗料といえます。
フッ素系塗料のこと③活用法
フッ素系塗料はビルや商業施設など大きな建物でよく使用されます。
大型の施設での塗り替えは費用も時間もかかります、構造によっては容易に施工ができない場合もあり出来る事なら塗装メンテナンスを少なくしたい所です。
そのため、塗装メンテナンスのスパンを長くとる為に耐久性の高いフッ素系塗料が選ばれます。
一般的な住宅ではどうかというと、価格面の問題もありつつ、次の塗装メンテナンスのタイミングを合わせる為に屋根等の高耐久が求められる場所で使われることが多いです。
※屋根は太陽光や雨の影響が外壁より大きく、同じ材料であっても壁と比較して耐久年数は低くなります。
そのため、シリコン塗料で外壁を、耐久性が高いフッ素塗料で屋根を塗装することで、外壁と屋根の耐久年数を揃え、次の塗り替えのタイミングを調整する事が出来ます。
このように高性能のフッ素塗料ですが、当然ながら外壁基材や屋根基材”自身”の耐久性を伸ばすことはできません。
基材自体の劣化が激しい時、近いうちに 建て替え や リフォーム の予定が有る時では、塗装がどうしても必要な場合でもシリコン系塗料やウレタン系塗料を選択する方がいいかもしれません。
宮崎北店では、ご自宅を診断する事で状況に合わせた適切な塗料プランを複数提示させて頂いております。気になる事は何でもご相談ください!
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